MARCHINGの大学はどこ?MARCHとの違いや新大学群に含まれる学校を解説
最近、受験情報のニュースやSNSなどで「MARCHING(マーチング)」という言葉を見かける機会が増えていませんか?「MARCHなら知っているけれど、MARCHINGの大学はどこを指すの?」と疑問に思う方も多いはずです。これまでの大学群の枠組みが少しずつ変わり、新しい選び方の基準が生まれようとしています。
この新しい呼び名は、従来のMARCHに3つの大学を加えたもので、受験生にとっての選択肢をより広く、より魅力的に捉え直したものです。単なる語呂合わせではなく、それぞれの大学が持つ独自の強みやカラーが見直されている証拠とも言えます。この記事では、MARCHINGに含まれる具体的な大学名や、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
新大学群MARCHING(マーチング)とは何か?
MARCHINGという言葉は、従来のMARCHに3つの大学の頭文字を加えた、新しい大学群の通称です。これまで親しまれてきたMARCHの枠組みを拡張し、首都圏の主要な私立大学をより広くカバーする概念として注目されています。
具体的には、以下の3つのアルファベットが追加されています。
- I(ICU・国際基督教大学)
- N(日本大学)
- G(学習院大学)
これらが既存のMARCHと組み合わさることで、受験生の併願パターンや大学選びの視野が広がっているのです。
1. MARCHに3校を加えた8大学の総称
MARCHINGは、明治、青山学院、立教、中央、法政の5校に、ICU、日本大学、学習院大学の3校を加えた計8大学を指します。これらはすべて東京に本部を置く有名な私立大学であり、知名度や就職実績において一定の評価を得ている大学ばかりです。
8大学になることで、学べる分野やキャンパスの雰囲気のバリエーションが一気に豊かになりました。これまでは「MARCH」という括りだけで大学を見ていた人も、この新しいグループ分けを知ることで、自分に合った学校が見つけやすくなるかもしれません。
2. 受験地図の変化と新しい呼び名が生まれた背景
なぜ今、新しい呼び名が生まれたのでしょうか?それは、大学ごとの個性や入試難易度の変化により、従来の5校だけの括りでは捉えきれない部分が出てきたからです。特に学習院大学はMARCHと同等のレベルがありながら別格とされることも多く、ICUは独特の教育システムで知られています。
また、日本大学はその圧倒的な規模感から、多くの受験生が併願校として検討する重要な存在です。これらを一つのグループとして見ることで、受験生は「難関私大」という大きな枠組みの中で、より柔軟に志望校を比較検討できるようになります。
MARCHINGを構成する8つの大学はどこ?
ここからは、MARCHINGを構成する8つの大学について具体的に見ていきましょう。すでにご存じの方も多いと思いますが、改めて整理することで、それぞれの位置づけがはっきりしてくるはずです。
まず、ベースとなっているのが、長年受験界で定着している「MARCH」の5大学です。
1. おなじみのMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)
MARCHの5大学は、首都圏の難関私立大学として不動の人気を誇っています。それぞれの大学には長い歴史と明確なブランドイメージがあり、就職活動においても強力な武器となります。
- 明治大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 中央大学
- 法政大学
これらの大学は、スポーツや学術研究、キャンパスの立地など、それぞれに際立った特徴を持っています。多くの受験生が第一志望群として目指す、憧れの大学たちです。
2. 新しく加わったING(ICU・日本・学習院)
次に、MARCHINGの「ING」にあたる3つの大学を紹介します。これらはMARCHとはまた違った独自の強みを持っており、知れば知るほど魅力的な大学です。
- 国際基督教大学(ICU)
- 日本大学
- 学習院大学
ICUはその名の通り国際色が非常に豊かで、日本大学は国内最大級の規模、学習院大学は皇族とも縁が深い落ち着いた校風が特徴です。これら3校が加わることで、大学選びの選択肢に「深み」が出ると言えるでしょう。
従来のMARCHとMARCHINGの決定的な違い
「MARCH」と「MARCHING」、名前は似ていますが、その中身には大きな違いがあります。単に大学の数が増えただけではなく、受験生にとっては「選び方の幅」が大きく変わってくるのです。
以下の表に、主な違いを整理しました。
| 項目 | MARCH | MARCHING |
| 大学数 | 5大学 | 8大学 |
| 偏差値の幅 | 比較的狭い(難関) | 幅広い(中堅〜超難関) |
| 学部の種類 | 総合大学が中心 | リベラルアーツや特化型も含む |
| 雰囲気 | 伝統的・大規模 | 国際派・小規模・超大規模など多様 |
1. 大学の数と選択肢の広がり
最大の違いは、やはり選択肢の多さです。5つから8つに増えたことで、文系・理系問わず、学びたい学問分野や自分に合うキャンパスライフを見つけられる可能性が高まります。例えば、これまではMARCHの中で併願校を探していた人も、視野を広げて検討できるようになります。
特に、ICUのようなリベラルアーツ教育を行う大学や、日本大学のように医学部から芸術学部まで揃う大学が含まれることは大きいです。自分の興味関心に合わせて、より細かく大学を選べるようになるのがMARCHINGのメリットです。
2. 偏差値の幅と受験層の変化
MARCHINGという括りになることで、偏差値帯の幅も広がります。ICUのように早慶レベルに匹敵する最難関校もあれば、学部によっては比較的入りやすい日本大学の学科も含まれるため、自分の学力に合わせた受験戦略が立てやすくなります。
これにより、トップ層から中堅層まで、幅広い受験生がこのグループを意識することになります。「自分にはMARCHは少し届かないかも」と思っていた人でも、MARCHINGの中なら挑戦できる学部が見つかるかもしれません。逆に、最難関を目指す人にとっても、ICUは魅力的な選択肢となります。
MARCHINGの「I」ICU(国際基督教大学)の特色
ここからは、新しく加わった3大学の魅力を深掘りしていきます。まずは「I」にあたるICU(国際基督教大学)です。この大学は日本の私立大学の中でも極めてユニークな存在であり、他の大学とは一線を画す教育を行っています。
キャンパスに一歩足を踏み入れると、そこはまるで海外の大学のような雰囲気が広がっています。
1. 圧倒的な英語教育とグローバルな環境
ICUの最大の特徴は、徹底した英語教育です。授業の多くが英語で行われ、学生の多くがバイリンガルを目指して日々学んでいます。単に英語を学ぶだけでなく「英語で」専門分野を学ぶため、実践的な語学力が身につきます。
- ELA(リベラルアーツ英語プログラム)
- 海外留学制度
- 多国籍な教員と学生
帰国子女や留学生も多く、キャンパス内では日常的に英語が飛び交っています。「将来は海外で働きたい」「英語を使って仕事をしたい」と本気で考えている人には、これ以上ない環境と言えるでしょう。
2. 少人数教育とリベラルアーツの魅力
もう一つの特徴は、教養学部のみの単科大学であることです。入学時に専攻を決めず、文系・理系の枠を超えて幅広く学んでから自分の専門を決める「リベラルアーツ」教育を実践しています。
- メジャー(専攻)制度
- 少人数での対話型授業
- クリティカル・シンキングの重視
先生と学生の距離が非常に近く、一方的な講義ではなくディスカッション中心の授業が多いのも特徴です。自分で考え、発信する力を養いたい人にとって、ICUは非常に刺激的な学びの場となるはずです。
MARCHINGの「N」日本大学の特色
次は「N」の日本大学です。「日大(にちだい)」の愛称で親しまれ、日本全国どこに行っても卒業生がいると言われるほどのマンモス大学です。その規模の大きさこそが、日本大学の最大の武器でもあります。
あらゆる分野を網羅しているため、「日大にない学部はない」と言っても過言ではないほどです。
1. 日本最大級の学生数とスケールメリット
日本大学は、学生数において日本トップクラスを誇ります。キャンパスも首都圏各地に点在しており、それぞれの学部が独立したキャンパスを持っていることも珍しくありません。この規模感は、学園祭や部活動の活気にも直結しています。
- 圧倒的な学生数
- 充実した研究設備
- 全国的な知名度
多くの人と出会い、多様な価値観に触れることができるのは、大規模大学ならではのメリットです。サークル活動やイベントも盛んで、充実した学生生活を送るための土壌が整っています。
2. 多彩な学部学科と社長数日本一の実績
日本大学の強みは、その学部学科の多彩さにあります。法学部や経済学部といった文系学部はもちろん、理工学部、医学部、芸術学部、さらには危機管理学部といった珍しい学部まで揃っています。
- 社長の出身大学ランキング上位
- 幅広い学問分野
- 専門性の高い教育
また、日本大学は「社長の数日本一」としても知られています。卒業生が社会のあらゆる分野で活躍しており、そのネットワークは就職活動やビジネスの場でも大きな力となります。実学を重んじる校風が、社会で活躍する人材を多く輩出している理由でしょう。
MARCHINGの「G」学習院大学の特色
最後は「G」の学習院大学です。東京の目白にキャンパスを構え、都心にありながら緑豊かな環境で学ぶことができます。かつては皇族のための教育機関であった歴史を持ち、今でも独特の品格と落ち着きを感じさせる大学です。
派手さよりも質実剛健さを好む学生が多く、真面目に学問に取り組みたい人に向いています。
1. 歴史ある品格と落ち着いたキャンパス
学習院大学のキャンパスは、都会の喧騒を忘れさせるような静けさと緑に包まれています。歴史的建造物も多く残っており、伝統を感じながら穏やかな気持ちで過ごすことができます。
- 目白駅からすぐの好立地
- ワンキャンパスでの大学生活
- 伝統を感じる校舎
多くの大学が学部ごとにキャンパスが分かれる中、学習院は文理合わせて全学部がワンキャンパスに集まっています。そのため、他学部の学生とも交流しやすく、アットホームな雰囲気が魅力です。
2. 少人数制による手厚い教育体制
学習院大学は、大規模大学とは対照的に少人数教育を重視しています。教員一人あたりの学生数が比較的少なく、ゼミナールや語学の授業などできめ細やかな指導を受けることができます。
- 密度の濃いゼミ活動
- 手厚い就職サポート
- 教授との距離の近さ
「大人数の中で埋もれてしまうのが不安」という人には、学習院の環境は非常に心地よいものでしょう。一人ひとりの学生を大切にする姿勢が、高い就職率や卒業生の満足度にもつながっています。
MARCHINGと早慶上理や日東駒専との位置関係
MARCHINGの大学は、他の大学群と比較してどのような立ち位置にあるのでしょうか?受験生としては、併願校を決める際や目標を定める際に、この位置関係を把握しておくことが重要です。
一般的には、「早慶上理」に次ぐ難関私大グループとして位置づけられています。
1. 早慶上理に次ぐ難関私大グループとしての立ち位置
首都圏の私立大学の序列として、トップには早稲田・慶應義塾・上智・東京理科大の「早慶上理」があります。MARCHINGは、そのすぐ次に位置するグループと考えれば分かりやすいでしょう。
ただし、ICUに関しては偏差値や難易度が早慶レベルに匹敵する場合もあり、一概に「下」とは言えません。また、明治大学や立教大学などの上位学部も、早慶との併願者が多く、難易度は非常に高いです。
2. 日東駒専との難易度や併願の考え方
一方で、MARCHINGの下には「日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)」というグループがあります。ここで注目したいのが、日本大学が両方のグループに関わっている点です。
| 大学群 | 難易度イメージ | 併願の考え方 |
| 早慶上理 | 最難関 | 第一志望として挑戦 |
| MARCHING | 難関〜上位 | 実力相応校〜挑戦校 |
| 日東駒専 | 中堅〜上位 | 併願校・滑り止め |
MARCHINGを目指す受験生にとって、日東駒専は現実的な併願校の候補となります。特に日本大学は学部によって難易度の幅が広いため、自分の実力に合わせて学部を選び分ける戦略も有効です。
就職活動におけるMARCHINGの評価
大学選びにおいて切っても切り離せないのが、卒業後の就職についてです。「MARCHINGの大学に行けば就職は大丈夫?」と気になる方も多いでしょう。結論から言えば、このグループの就職力は非常に高いです。
企業の採用担当者からも、「一定以上の基礎学力とポテンシャルがある」と評価されやすい傾向にあります。
1. 学歴フィルターに対する強さと安心感
就職活動には、いわゆる「学歴フィルター」が存在すると言われることがありますが、MARCHINGの大学であれば、多くの大手企業のエントリー段階で弾かれることはまずありません。
- 大手企業の採用ターゲット校
- 書類選考での安心感
- 幅広い業界への適応力
もちろん大学名だけで内定が取れるわけではありませんが、スタートラインに立つ資格は十分に得られます。特に人気企業や有名企業を目指す場合、この「足切りに合わない」という安心感は大きなアドバンテージになります。
2. 大手企業への就職実績とOB・OGのネットワーク
MARCHINGの各大学は、長年にわたり多くの優秀な人材を社会に送り出してきました。そのため、商社、金融、メーカー、マスコミなど、あらゆる業界に卒業生(OB・OG)がいます。
- 豊富なOB・OG訪問の機会
- 大学独自の企業説明会
- 強力なキャリアサポート
特に明治大学や日本大学などは卒業生の数が圧倒的に多く、社会に出てからも「同じ大学出身」ということで話が弾むことも珍しくありません。このネットワークは、就職活動中だけでなく、社会人になってからも大きな財産となります。
自分に合う大学を見つけるための選び方
ここまでMARCHINGの各大学について見てきましたが、最終的に大切なのは「自分に合っているかどうか」です。偏差値や知名度だけで選んでしまうと、入学後に「なんとなく違う」と感じてしまうこともあります。
後悔しない大学選びのために、以下の視点を大切にしてみてください。
1. 校風やキャンパスの雰囲気で選ぶ重要性
大学にはそれぞれ独特の「空気感」があります。例えば、バンカラで活気のある明治大学と、スマートでおしゃれなイメージの青山学院大学では、キャンパスの雰囲気は全く異なります。
- オープンキャンパスに参加する
- 学園祭に行ってみる
- 在学生の様子を観察する
実際にキャンパスに足を運び、自分がそこで過ごしている姿を想像できるかどうかが大切です。「このキャンパスの空気が好きだな」「こういう学生たちと友達になりたいな」という直感は、意外とあてになるものです。
2. 学びたい分野と各大学の強みを照らし合わせる
「何を学びたいか」も重要な基準です。例えば、国際関係を学びたいならICUや立教大学の異文化コミュニケーション学部、法律を極めたいなら中央大学法学部といったように、大学ごとに得意な分野があります。
- 各大学のカリキュラムを確認する
- 有名な教授がいるか調べる
- 資格取得のサポート体制を見る
また、日本大学のように芸術や建築など特定の専門分野に強い大学もあります。自分の興味のある分野がどの大学で一番深く学べるのか、じっくりリサーチしてみましょう。
まとめ
今回は、新しい大学群「MARCHING」について、その中身や各大学の特徴、従来のMARCHとの違いについて解説してきました。おなじみの5大学に、ICU、日本大学、学習院大学という個性豊かな3校が加わったことで、私たちの選択肢はよりカラフルで多様なものになっています。
大学選びは、偏差値という一つの物差しだけで測れるものではありません。それぞれの大学が持つ校風、学べる環境、そして将来の可能性を含めて総合的に判断することが大切です。この新しい「MARCHING」という視点が、あなたにとって最適な大学と出会うためのヒントになれば嬉しく思います。まずは気になった大学のパンフレットを取り寄せたり、実際にキャンパスを訪れてみたりすることから始めてみませんか?あなたの未来を広げる第一歩になるはずです。
